- Perl&CGIの基本 -
♣Perlとは
「Practical Extraction and Report Language 」(実用的情報抽出レポート言語)の略。テキストの検索や抽出、レポート作成に向いた言語。
CGIを動かすプログラミング言語の一つ。
♣CGIとは
「Common Geteway Interface」 Webサーバが、Webブラウザからの要求に応じて、プログラムを起動するための仕組み。 従来、Webサーバは蓄積してある文書をただ送出するだけであったが、CGIを使うことによって、プログラムの処理結果に基づいて動的に文書を生成し、送出することができるようになった。
実行処理はサーバ側で行う為ブラウザの機能に依存しないので、ブラウザを限定しない。
♣Perlの決まりごと
- スクリプト内に記述された行を「文(statement)」と呼ぶ
- 文の末尾には「;」をつける
- 文は、上から順番に1行ずつ実行される
- 文字列やコメント部以外では、すべて半角英数を使用する(全角文字は使えない)
スクリプト内で文字列を扱う場合には""でくくる。
コメント部とは、「#」から行の終わりまでの事で、スクリプトの実行からは除外されます。
何をしているかなどのコメントを記述する時に使います。
print "hello world"; #ここからがコメント
print "World\n" ;
#ここからがコメント。一行コメント
◆複数行コメントを記述する場合
print "hello world";print "World\n" ;
=pod
ここはコメント
ここはコメント
=cut
print "World\n" ;
♣Perlの起動方法
1. テキストエディタで「C:\Perl\****.pl」と保存(****は保存書類名)
データはCドライブの中にフォルダを作って保存する。
C:\Perl\sample.pl
2. コマンドプロンプトを起動し、「cd c:\perl」と入力。フォルダを参照する時は「cd」を付ける
3. 入力待ちのプロンプトが「C:\Perl>」と変更されればOK
cd c:\perl #cd c = Cドライブ
#\perl = Cドライブの中の.plが入っているフォルダ
4.dir と入力→\Perlディレクトリの中に何個フォルダがあるか参照出来る
5.cd *** ←4で参照した開きたいフォルダの名前を記述。サブフォルダを参照する時は、フォルダの前の\は付けない。
6.5で参照された.plデータを実行する場合は
perl ***.pl #実行したいファイルの前に「perl」を付ける
※Perlの保存形式は「.pl」です。
7.終了する時は、exit と入力